百日紅と鉄の歴史村
博物館一号館の庭に百日紅が咲いています。百日紅は夏の風物詩ですが、博物館館内では一年中全く違う姿の百日紅を見ることができます。
鉄の歴史村・吉田では製鉄道具、鉄穴流しの道具、木炭の材料などに百日紅が使われていました。そして現在も、田部家の年中行事である餅つきに使用される杵の材料は百日紅です。
中国大陸から江戸時代初期に伝来したといわれる百日紅。以降、鉄の歴史村で人々の生活にしっかり根付いた植物となりました。
「又しても 百日紅の 暑さ哉」(子規)。明日からまた暑くなるそうです。博物館のいたるところに座ってる「たたらゴブリン」。先日女子大生3人組に「これ、めっちゃかわいくない!」と大人気。来週末はうんなんこども冒険団がおこなわれます。(文責:小原)